SwitchBot(スイッチボット)のハブは、今の公式ストアに5種類あります。しかも、値段は5,480円から44,980円まで大きく違うため、どれを買えばいいのか迷う人も多いはずです。
そこでこの記事では、ハブミニ(Matter対応)・ハブ2・ハブ3・AIハブの4機種を、メーカー公式の仕様にもとづいて比べます。機能の○×だけでなく、「何をしたい人にどれが合うか」で選べるようにまとめました。
- エアコン・照明をスマホで動かすだけなら、ハブミニ(Matter対応・5,980円)で足ります
- 温度・湿度でエアコンを自動で動かしたいなら、ハブ2(9,980円)が向いています
- 本体のダイヤルで操作したい・留守のとき家電を切りたいなら、ハブ3(16,980円)です
- AIハブ(44,980円)は赤外線リモコン機能がないので、エアコンの操作には別のハブが要ります
価格はSwitchBot公式ストアの税込定価(2026年10月5日確認)。セール中は安くなります。運営者はハブを使っていないため、この記事は公式の仕様にもとづく比較です。
- SwitchBotのハブは「スマホと家電をつなぐ中継役」
- 4機種のかんたん比較|迷ったらハブミニ(Matter対応)
- 選び方は3ステップ|やりたいことで決める
- ハブミニ(Matter対応)|エアコン・照明をスマホで動かすだけなら十分
- ハブ2|温湿度でエアコンを自動で動かしたい人向け
- ハブ3|ダイヤルで操作したい・留守のとき家電を切りたい人向け
- AIハブ|エアコン操作用ではなく、カメラの映像をAIで見るためのハブ
- ハブ2とハブ3はどっちを選ぶ?差の7,000円で増えるもの
- ハブを買う前に確かめること|赤外線・Wi-Fi・置き場所
- SwitchBotハブに関するよくある質問
- まとめ|迷ったらハブミニ(Matter対応)から始める
SwitchBotのハブは「スマホと家電をつなぐ中継役」
まず、ハブが何をする機械なのかを確認しておきましょう。具体的には、ハブの役目は大きく分けて2つあります。
- 赤外線リモコンの代わり:エアコン・照明・テレビなど、リモコンで動く家電をスマホから操作する
- SwitchBot製品の中継:ロックやカーテンなど、Bluetoothでつながる製品を外出先から動かす

つまり、ハブがあれば家の外からでも家電を動かせます。また、Alexaなどの音声操作や、時刻・温度に合わせた自動操作もハブを通して行います。
リモコンと同じ赤外線は、壁やドアを通りません。そのため、ハブは操作したい家電と同じ部屋で、リモコンを向けたときに届く位置に置きます。寝室とリビングの両方のエアコンを動かしたいなら、部屋ごとに1台ずつ必要です。
4機種のかんたん比較|迷ったらハブミニ(Matter対応)
まずは4機種の違いを1枚にまとめました。値段が上がるほどセンサーや本体の操作部が増えます。とはいえ、エアコン・照明をスマホで動かす基本の機能はハブミニでもそろっています。

また、図にない細かい仕様は下の表で比べられます。なお、スマホでは横にスクロールしてください。
| 項目 | ミニ(Matter対応) | ハブ2 | ハブ3 | AIハブ |
|---|---|---|---|---|
| センサー | なし | 温湿度・照度 | 温湿度・人感 | 記載なし |
| 赤外線の送信範囲 | 見通し30m(※) | 記載なし | 最大30m | 機能なし |
| Matter | 対応 | 対応 | 他社のMatter機器も操作可 | ホームアプリに接続可 |
| 大きさ・重さ | 65×65×20mm・36g | 80×70×23mm・63g | 126×94×38mm・190g | 127×95×26mm・235g |
出典:SwitchBot公式ストアの各商品ページ「製品仕様」とよくある質問(2026年10月5日確認)。記載なし=商品ページに書かれていない項目です。※ハブミニ(Matter対応)の送信範囲は、SwitchBotがアフィリエイト向けに配布している製品仕様書の値です。
選び方は3ステップ|やりたいことで決める
ここでは、値段よりも「何をしたいか」で決めると迷いません。まず、次の3つの質問に順に答えてみてください。

ステップ1:エアコン・照明をスマホで動かしたいか
まず、エアコンや照明を動かしたいなら、AIハブ以外の3機種から選びます。なぜなら、AIハブには赤外線リモコンの機能がないからです。
ステップ2:温度・湿度でエアコンを自動で動かしたいか
たとえば「室温が28℃を超えたら冷房を入れる」なら、温湿度センサーを持つハブ2かハブ3が向いています。ただし、ハブミニでも別売りの温湿度計を足せば同じ自動操作を組めます。

ハブミニに温湿度計を足すのと、最初からハブ2を買うのは、どっちが安いの?

公式の定価で計算すると、ハブミニ(5,980円)+防水温湿度計(1,980円)で7,960円です。ハブ2(9,980円)より2,020円安くなります。ただし、エアコンのリモコンで操作した内容をアプリに反映する機能や、ネットが止まったときのBluetooth操作はハブ2だけにあります。
ステップ3:本体のダイヤルや人感センサーが欲しいか
最後に、スマホを出さずに本体で温度を変えたい人や、人がいないときに家電を自動で切りたい人はハブ3を選びます。一方、操作はほぼアプリで済ませるなら、ハブ2までで十分です。
ハブミニ(Matter対応)|エアコン・照明をスマホで動かすだけなら十分
まず、ハブミニ(Matter対応)は4機種の中でいちばん安く、いちばん小さいハブです。たとえば大きさは手のひらに乗る65mm角で、重さは36gしかありません。
主にできることは、赤外線の家電をスマホで動かすことと、ほかのSwitchBot製品を外からつなぐことです。また、時刻を決めたタイマーや、Alexa・Google Homeでの音声操作にも使えます。
反対に、センサーと本体の操作ボタンはありません。そのため、温度で動かす自動操作には温湿度計を別に用意します。
旧型ハブミニとの違い|500円の差でMatterとType-C
なお、公式ストアでは旧型のハブミニ(5,480円)も売られています。具体的には、Matterに対応しているかどうかと、電源の差し込み口がType-Cかどうかです。そして価格の差は500円なので、これから買うならMatter対応版を選ぶと、iPhoneのホームアプリなどにもつなげられます。
- 付属の両面テープで壁にも貼れる(退去前にはがして、テープの跡を確かめる)
- 電源はUSBなので、コンセントの近くに置く
- Wi-Fiは2.4GHzにつなぐ(ルーターの設定画面で確認できる)
SwitchBot ハブミニ(Matter対応)(画像:SwitchBot公式ストア)
ハブ2|温湿度でエアコンを自動で動かしたい人向け
まず、ハブ2はハブミニの機能に温湿度センサーと照度センサーを足したモデルです。センサーは付属のケーブルに付いていて、公式は「部屋の温湿度がより正確に分かる」と説明しています。
特に便利なのは、エアコンの状態をアプリと合わせる機能です。たとえば、エアコンの付属リモコンで温度を変えても、ハブ2がその赤外線を受け取ってアプリに反映します。さらに、ネットやサーバーに障害が起きても、スマホのBluetoothでエアコンを操作できます。
あわせて、本体にはタッチボタンがあり、決めておいた操作をまとめて実行できます。なお、Wi-Fiは2.4GHzにだけ対応しています。
SwitchBot ハブ2(画像:SwitchBot公式ストア)
ハブ3|ダイヤルで操作したい・留守のとき家電を切りたい人向け
まず、ハブ3は本体の画面とダイヤルで操作できる上位モデルです。たとえば、ダイヤルを回すとエアコンの温度を1℃ずつ、照明の明るさを10%ずつ変えられます。また、4つのボタンに「外出」「帰宅」などの操作をまとめて登録できます。
さらに、ハブ3から人感センサーが付きました。そのため、家に人がいないことを感知して、エアコンなどを自動で切る使い方ができます。加えて、赤外線の送信範囲は最大30mと、公式に数字が書かれているのもハブ3だけです。
ただし、公式ストアのレビューには「赤外線が届く位置を探して置き場所を変えた」という声もあります。特に、ハブ3は126×94mmとほかより大きいので、エアコンと照明の両方に届く場所を先に決めてから買うと、置き直す手間が減ります。
- 付属の台座・スタンドで棚に置ける(ネジで壁に付けなくてもよい)
- 電源はUSBのアダプター(付属)なので、コンセントの近くに置く
SwitchBot ハブ3(画像:SwitchBot公式ストア)
AIハブ|エアコン操作用ではなく、カメラの映像をAIで見るためのハブ
まず、AIハブは名前に「ハブ」とありますが、ほかの3機種とは目的が違います。実際に、公式の商品ページには「赤外線リモコン機能なし」と書かれていて、エアコンや照明を直接は動かせません。
その代わりに、見守りカメラなどの映像をAIで解析し、気になる場面だけを知らせたり、1日の出来事を文章でまとめたりできます。ただし、AIを使うにはLLMのAPIキーを自分で用意する必要があり、その利用料もかかります。
つまり、エアコンや照明も動かしたいなら、AIハブとは別にハブミニなどを用意する形になります。言いかえれば、カメラの映像をAIで管理したい人向けの、上級者のための製品と考えるとよいでしょう。
なお、詳しい機能はAIハブの公式ページ
で確認できます。
ハブ2とハブ3はどっちを選ぶ?差の7,000円で増えるもの
ハブ2とハブ3の価格の差は7,000円です。では、この差で何が増えるのでしょうか。主に次の3つです。
このように、増えるのは「本体で操作する・見る」ための機能です。そのため、スマホのアプリで操作するつもりなら、ハブ2で足りるケースが多いでしょう。反対に、家族がスマホを使わずに操作したい家では、ハブ3のダイヤルが役に立ちます。
ハブを買う前に確かめること|赤外線・Wi-Fi・置き場所
また、どのハブを選ぶ場合でも、買う前に次の3つを確かめておくと失敗しにくくなります。
- 家電のリモコンが赤外線か:リモコンの先に黒っぽい窓があれば、多くは赤外線です
- Wi-Fiに2.4GHzがあるか:ルーターの名前(SSID)に「-g」「2G」などが付いていることが多いです
- 置き場所:家電にリモコンを向けたときに届く位置で、近くにコンセントがあるか
ちなみに、わが家(賃貸)はエアコンも照明も赤外線のリモコンです。そこで公式の条件に当てはめると、ハブミニで操作できる側に入ります。

赤外線リモコンかどうか迷ったら、スマホのカメラ越しにリモコンのボタンを押してみてください。先の窓が光って見えれば赤外線です(機種によっては映らないこともあります)。
SwitchBotハブに関するよくある質問
ハブがなくてもSwitchBotは使える?
まず、ロックやカーテンなどは、近くにいればスマホのBluetoothで操作できます。ただし、外出先からの操作や音声操作、自動化にはハブが必要です。
AlexaやGoogle Homeで使うにはハブが必要?
はい、必要です。なぜなら、スマートスピーカーからの指示は、ネットを通ってハブに届き、ハブが家電やSwitchBot製品を動かします。
1部屋に1台必要?
赤外線の家電を動かすなら、部屋ごとに1台が目安です。というのも、赤外線は壁を通らないので、別の部屋のエアコンには届きません。
5GHzのWi-Fiでも使える?
まず、ハブミニ・ハブ2・ハブ3は2.4GHzで接続します。一方、AIハブは2.4GHzと5GHzの両方に対応しています。
まとめ|迷ったらハブミニ(Matter対応)から始める
最後に、選び方をもう一度まとめます。
- エアコン・照明をスマホで動かすだけ → ハブミニ(Matter対応)5,980円
- 温湿度で自動化・ネット障害時も操作したい → ハブ2 9,980円
- 本体のダイヤル・人感センサーが欲しい → ハブ3 16,980円
- カメラの映像をAIで管理したい → AIハブ 44,980円(エアコン操作は別のハブで)
まずは1台、操作したい家電がある部屋に置いてみるのがおすすめです。ただし、価格やセールは変わるので、買う前に公式サイトで確かめてください。